折れたアンチキャビテーションプレートをアップグレードして修理する方法

未分類
スポンサーリンク

アンチキャビテーションプレートについて

使っている方も多いと思いますが、念のため説明しておくと、
ボート用のパーツで、アンチキャビテーションプレートやキャビテーションプレート、パワードームと呼ばれる商品があります。
名前こそ違えど、いずれも【プロペラがキャビテーションするのを防いでエレキを効率よく使う】ためのツールです。

それがなんなのか、簡単にまとめると、
ボートのフロント部分で船を操船するエレキ(トローリングモーター)は、プロペラがより水面に近い位置で稼働している方が効率よく推進力を生み出せるらしいんです。
しかし、エレキの位置を上げてプロペラを水面に近づけると、プロペラが空気を巻き込んでしまって(=いわゆる「キャビる」状態)、肝心の水を押せずにかえって効率が悪くなってしまいます。
そこで、プロペラの上に屋根を付けることでプロペラが空気を噛まなく(=キャビらなく)するというわけです。

キャビるとスピードが遅くなるだけではなく、空気を巻き込んでいるので「ゴボゴボッ」とまぁまぁな騒音もします。
魚へのプレッシャーを考えると、水中での騒音はできるだけ抑えた方がいいでしょう。
アンチキャビテーションプレートを使うと、静音性も期待できるというわけです。
スピードはどうでもいいけど、静音性を求めたいからキャビテーションプレートを付けているという人も多いと思います。

私が使っているのは「アンチキャビテーションプレート(エレキの修理屋さん)」

さて、前置きが長くなってしまいましたが、私も自分のエレキを所有してからすぐにアンチキャビテーションプレートを購入しました。
いまでこそいろいろな商品がありますが、当時はそんなに選択肢もなかったので、
値段とサイズの兼ね合いで、エレキの修理屋さんというメーカーの「アンチキャビテーションプレート」に決めました。
当時のZPI「パワードーム」はめちゃくちゃバカでかくて選択肢としてありませんでした。

エレキの上げ下げによる金属疲労で折れた!!

このアンチキャビテーションプレート、取り付けも簡単で、見た目もシンプルだし、サイズ感も邪魔にならないし、気に入って使っていたんですが、
ある日の釣り終わりに片づけて車に積んでいると、根元から曲がっているのに気が付き、水平に戻そうとして触ったらびっくりするぐらいにフニャフニャで、あっという間に根元から折れてしまいました!!

その場に居合わせた人の話だと、「あぁー、それけっこう折れるらしいっすね」と。

帰ってから調べてみると、確かに、アンチキャビテーションプレートが折れたっていう人はけっこう多いみたいです。
ネットで調べてけっこう出てくるってことは、泣き寝入りしている人も含めるともっと多いんでしょうね。

たしかに、エレキを上げ下げする際に水を垂直に受けるので、意外と上下に揺すられることがあるかもしれないなと思います。
そして2mm厚のアルミ製のプレートをマウント部分が挟み込んでいる構造なので、この1箇所でずっと何回も揺すられたら金属疲労で折れますわ。と納得。

とりあえず私のも折れてしまったのは事実として受け止めて、さてどうするか?
考えたパターンは下記の3つ。

① 新しいのに買い替え

3~4年(釣行数でいうと2~30回ぐらい)は使ったので、経年劣化・製品寿命というところでしょうし、新しく買い替えるのが無難な判断かなと思います。

ちなみにここ数年で色々な製品がラインナップされました。
少し調べただけでも、下記の5製品が比較検討の対象に挙がりました。
(※ちなみにミシマつり具の通販サイトに掲載している商品)

・ZPI「パワードームZX」
・スタジオコンポジット「ベクター」
・エレキの修理屋さん「アンチキャビテーションプレート」
・ティーズファクトリー「キャビテーションプレート」
・遊心T-style「キャビテーションプレート」

価格も素材も形状も各社それぞれ。
ただ、経年劣化するのはしかたないけど、また金属疲労で折れるのは面白くないしイヤだなーと思い、どれがいいのか?かなり調べ込みました。

ただ、そもそもどれもあんまり販売していないんですよ。
それだけでもかなり選択肢が限られてしまいます……。
そして、どれも結構な値段がするんですよね。

しかもそれなりに使ってきましたが、そもそも最初からアンチキャビテーションプレートを付けていたので、効果の検証はしていないんです。
ちなみに別で所有しているアルミボートに積んでいるエレキにはアンチキャビテーションプレートは付けていませんが、それによる不便を感じたことはないです。

そのため、果たして1~2万円も出して、それだけの費用対効果があるのか?という疑問も出てきました。
そして考えた次の選択肢。

② 買い替えない

いっそのこと新しいものは買わず、アンチキャビテーションプレートを付けずに釣りをしてもいいかという考えです。
費用対効果がないのであれば、新しいのを買わずにそのまま使うのもアリかと。
実際に使っていない人も多いですし、それでもいいかなと思って。

しばらくはアンチキャビテーションプレートを使わずに釣りをしていました。
しかし、やっぱり今まで付いていたものが無くなると、気になるんですよね。

それに、アルミボートやバスボートは、結局のところ移動時はエンジンを使うので、エレキを使うのはエリア内で釣りをする際の小移動のみ。
それであればエレキを水中に深く入れていてもなんの問題もストレスもないのですが、レンタルボートでは移動がすべてエレキになるわけで、そうなるとやはりキャビテーションが気になります。

でも買おうにも、欲しいものは在庫切れで販売してないし……

そこでさらに考えました。

③ 作る(修理する)

アンチキャビテーションプレートが折れた件について調べると、自作で修理している人がけっこういることに気づきました。
そこで、金属加工業者に依頼して折れたプレート部分だけ作れるんじゃないかと思い立ったわけです。

調べてみると、個人からの依頼に1個から対応してくれる業者がけっこうある様子!

ただ、同じようにアルミ素材で作ったところで、同じ部分でまた金属疲労で折れることがわかりきっているので、今回はステンレスで作ろう!と思いました。
2mm厚のアルミだと、使い勝手と耐久性がギリギリのところなんでしょうね。
だから、同じ2mm厚でもステンレスなら相当丈夫に作れるだろうと。

ステンレスで作っても4,264円!

折れてしまったプレートのサイズを図面にして見積もり依頼すると、
素材代と加工工賃で税込み3,564円。送料で700円。合計4,264円との返答。

高いのか?安いのか?いまいちピンときませんが、
それなら、耐久性に不安の残る新品を12,000円出して買うよりも、やってみる価値は十分にあるな!と思い、すぐに制作を依頼しました。

依頼から1週間ほどで板が届き、すぐに取り付けてみるとかなりいい感じに付けられました!

色がちぐはぐになってしまいましたが、逆にオリジナリティがあっていいかなと満足しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました